東映通信工業

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走査周波数 (scan rate)

ディスプレイ画面に画像を表示するための走査信号の周波数のこと。
CRTディスプレイでは、ブラウン管の表示面の裏側に塗布した蛍光体を電子線で左上から右下に向かって水平に1ラインずつ照射して、1画面(コマ)分を表示する。
1画面分の表示が終わると再び左上から同じ作業を繰り返す。この動作を走査という。
水平走査周波数は、1秒間に表示する水平方向のライン数に相当し、垂直走査周波数は1秒間に表示する画面のコマ数に相当する。
同期信号と呼ぶ信号に合わせて走査するため、同期周波数と呼ぶ場合もある。
640×480ドットで毎秒60回画面を書き換える場合、60分の1秒の間に480行を走査するので、水平走査周波数は31.5kHzになる。
垂直走査周波数(リフレッシュレート)が同じなら、水平走査周波数が高いほど、高解像度の表示が出来る。

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